川上犬とは

「川上犬は長野県南佐久郡川上村原産の和犬です。「秩父山塊のヤマイヌが、猟師によって飼い慣らされた」との言い伝えが残り、現在でも、その野性的な要素が多々残る魅力あふれる犬です。しかし、戦時中には軍の撲殺令等により、川上犬は絶滅の危機にひんした時期がありました。それでも戦後の貧困な時代に、村内有志の努力により復興され、現在では約350頭までに生息数は回復しています。昭和58年には、川上村に生息する川上犬の中から、容姿や血統の優れた犬が、長野県の天然記念物に指定され、今日までその条件が継承されています。平成20年8月1日現在、長野県の天然記念物に指定されている川上犬は、全部で38頭です。」引用HP

川上犬とは、長野県の天然記念物に指定されている犬種で、全国に350頭しかいない希少種です。猟犬として非常に優れた犬種です。秘境の名犬・川上犬であるこの犬種は、信州の深山に生まれた狩猟犬『川上犬』でヤマイヌ(オオカミ)の血を引くとの言い伝えがある。一時絶滅の危機にひんしたこの純血種がいかにして甦ったことは、川上村の藤原村長と川上犬保存会の努力によるものである。八つヶ岳のふもと、千曲川源流域川上村を生まれ故郷とする小型日本犬の純血種で長野県の天然記念物に指定されている。現在信州川上犬保存会において大切に守られている貴重な犬種です。